寳娘ができるまで
「醸造用玄米」は酒造専用に厳選された兵庫県産山田錦を使用しています。
玄米の外側を削り取ります。タンパク質・脂質・灰分などを取り、酒の味と香りを高めます。
精米の終わった米の糠(ぬか)やゴミなどを取り除くために、米をきれいに洗います。


杜氏が培った長年の経験と職人たちの技術によって、良質の麹がつくられます。
酛(もと)は、読んで字のごとく酒づくりの原点で、「酛を立てる」と言われます。大澤本家酒造では、味・品質に関わるこの酛づくりに重点を置き、「寳娘」特有の“力強さ”をつけます。


新酒の中の酵素の働きを止め、微生物の活動を防ぐため、60~65℃に過熱して殺菌します。酒の種類によっては、火入をしないものもあります。
火入が終わった酒は、貯蔵タンクで密閉保存し、数ヶ月間熟成させます。
市販酒の規格に酒質を整えます。

